取り組み
一般社団法人日本検診協会は、誰もが安心して検査・健診を受けられる社会の実現を目指し、郵送検査を中心とした新しい検診・健診モデルの普及と啓発に取り組んでいます。
現代社会では、忙しさや時間的制約、また受診に対する心理的なハードルから、検査を受ける機会を逃してしまう人が少なくありません。
私たちは、そうした方々にも「自宅で、簡単に、確実に」検査できる環境を整えることで、病気の早期発見・早期治療・感染拡大の防止に貢献します。
1. 郵送検査サービスの推進
感染症・生活習慣病・ホルモンバランス・腫瘍マーカーなど、幅広い分野に対応した郵送検査キットの導入・普及を支援します。
誰でも自宅で採取・返送ができる仕組みを整え、検査の利便性とプライバシー保護を両立します。
2. 医療機関・検査機関との連携
医師・臨床検査技師・専門機関との連携により、精度の高い検査体制を構築します。
結果に応じて、医療機関での再検査・受診につなげるフォロー体制も整備します。
3. 啓発・教育活動
郵送検査の正しい理解を広めるため、一般市民・企業・教育機関に向けた啓発活動を実施します。
性感染症や生活習慣病など、検査の重要性を伝える広報・セミナー・情報発信を行い、検査受診率の向上を目指します。
4. 法人・自治体・教育機関への導入支援
企業の健康経営、自治体の公衆衛生活動、学校での健康教育などに郵送検査を活用し、より多くの人に検査機会を提供します。
5. 研究・データ活用事業
郵送検査の受診動向や疾病傾向のデータを分析し、疾病予防・感染症対策・健康政策への提言を行います。