プレコンセプションケアの推進

プレコンセプションケアの推進

一般社団法人日本検診協会は、将来の妊娠や出産を考えるすべての方に向けて、妊娠前からの健康づくりを支援する「プレコンセプションケア」の推進に取り組んでいます。

プレコンセプションケアとは、妊娠を希望する・しないにかかわらず、将来の妊娠や出産、さらには次世代の健康を見据えて、自分自身の身体と向き合い、健康状態を整えるための新しい健康支援の考え方です。

主な取り組み内容

  • 妊娠前健診・検査の推進
    性感染症、生活習慣病、貧血、ホルモンバランスなど、妊娠前に把握しておくべき健康情報を 郵送検査や医療機関との連携により提供します。
  • 啓発活動・教育支援
    自治体・教育機関・企業と連携し、若年層を対象とした健康教育や ライフプランを考えるセミナー、オンライン講座を実施しています。
  • 男女共通の健康支援
    プレコンセプションケアは女性だけでなく、男性の健康も重要です。男性の感染症検査や生活習慣改善プログラムを通じて、カップル単位での健康支援を進めます。
  • 郵送検査の活用によるアクセス改善
    忙しい社会人や医療機関への受診が難しい方にも対応するため、自宅で簡単に行える郵送検査を導入し、受診率向上と早期発見に寄与します。
  • データ活用・研究支援
    検査・健診データをもとに、プレコンセプションケアに関する疫学的研究や、行政・医療機関への政策提言を行い、社会全体での健康支援体制づくりを推進します。